■「英語」と「英会話」の違いって？

どちらを学べばよい？

講師：山原深雪

●「英語教室」と「英会話教室」

「英語教室」と「英会話教室」。
同じに感じるのかも知れないですが、実はとても大きな違いがあることをご存知ですか？

私たちは学生時代に「英語」を勉強してきました。
しかし、いざ英語を使って海外の方とコミュニケーションをとろうと思っても、なかなか上手くいかないという方も多いのではないでしょうか。

多くの日本人は、「英語」の知識があるのに「英会話」の訓練をしていないので、英語を話すことができないという方が多く、とても勿体ないと感じます。
原因は、「英会話」の勉強量が足りないことにあります。

「英語」は、読む・書く・聞く・話すの4つのスキルを総合的に指す言葉です。
中学や高校で習うような英語能力で、いわゆるインプット型の学習ですね。

一方「英会話」は、英語を使って話すことに特化したスキルを指します。
英会話スキルはアウトプット型の学習で、イメージとしてはインプットの英語スキルを実用的に活かす能力と言えるでしょう。
つまり、「英会話」は「英語」の4つのスキルを実際に使ってコミュニケーションを取るスキルと言えます。

● 「英語」と「英会話」の具体的な違い

「英語」

英文を読む
・海外旅行中に、観光地の案内板やレストランのメニューを読む。
・英語のニュース記事を読んだり、英語の本を読んだりする。

英文を書く
・海外旅行先のホテルに、メールを送ったりする。
・英語のレポートや論文を書く。

英語を聞く
・海外旅行中に、空港でのアナウンスやホテルなどで必要な情報を得る。
・洋画を字幕なしで理解する。
・英語のニュースや音楽を聞く。

「英会話」

英語を話す
・海外旅行中に、道を尋ねたり、買い物したりする。
・外国人の友達と日常生活について会話する。
・ビジネスの場でのプレゼンテーション。

●「勉強としての英語」と「実際の英会話」の違い

項目	勉強としての英語	実際の英会話
目的	情報収集、読解、コミュニケーションなど	相手とのコミュニケーション
スキル	読む、書く、聞く	覚えた知識を使って話す
学習方法	文法や単語の暗記、読解、英作文など	会話練習、ロールプレイングなど

● 効率的な英語学習のポイント

英語と英会話は、それぞれ異なるスキルなので、目的に合わせて学習方法を選ぶことが重要です。

英語の基礎知識を学ぶには・・・文法書や単語帳を使った学習が有効です。
英会話の練習には・・・オンライン英会話や英会話スクールに通うのがおすすめです。
ビジネス英語を学ぶには・・・ビジネス英語の教材を使った学習や、ビジネス英語に特化した英会話スクールに通うのがおすすめです。

● 英語と英会話、どちらを学ぶべき？？

どちらを学ぶべきかは、めざす目的や目標によって異なります。

海外旅行で困らない程度の英語力を身につけたい場合は、英語の基礎知識を学ぶ必要があります。
外国人の友達を作って、楽しく会話したい場合は、英会話に特化した練習が必要です。
ビジネスで英語を使いたい場合は、英語の4つのスキルに加えて、ビジネス英語の知識も必要になります。

あなたの目標や目的を明確にして、目的に合った英会話の学習方法を選びましょう！

鳥取県米子市周辺で英語学習を検討している方は、ぜひ【話せる英語研究所グースバンピィー】へご相談ください！

● 楽しくなければ英会話は上達しない！

グースバンピィーでは、子供さんは工作やゲーム、季節ごとのイベントなど、多方面から英会話と触れ合うことで、少しでも「おもしろい！」「楽しい！」と思ってもらえるレッスンをおこなっています。

楽しんで英語に触れることで、自然と英会話に興味を持つことができるます。
そして、一度でも興味を持つことができれば、英会話はぐんぐんと上達していきます！

「英会話」は自分の持っている知識を使って表現します。
知識＝インプット量が不足していると、「言いたい言葉が出てこない！」という状況になりますよね。
なので、使い方（アウトプット）を覚えながら、土台となるインプット量を増やしていけば、効率良く学習できます。
もちろん、グースバンピィーではインプットの英語学習もサポートしています。